『見るという力』




 拳士・師範認定試験は今週の土曜日19日、年会(我々新太極拳
 では発表会を年会と呼んでいます)が2月11日と目前に迫って
 きました。教室の練習でもそれらを意識して練習します。
 2組に分かれて表演側と見る側に分けて、交互に表演の練習を
 します。
 ここで見る側になったとき、ぼんやり見ると何も見えません。
 まじめに見てますが、どうですか?と聞かれても答えようが
 なく、「ウーン、お上手ですね」と当たり障りのないことを
 言います。
 そこで、火曜教室の場合はペアを作り、互いにペアの相手を
 みます。
 しっかり見て「自分と違う点を見つけたら、ひとつだけでも
 指摘してください。」と頼んで交互に表演します。
 間違いを指摘するわけではありません。自分との違いを見つけて
 ペアに伝えるわけです。
 ぼんやりしている点がはっきりしたり、指摘した側が間違いに
 気づいたり、指摘された側が、そうなってますかと初めて自覚
 したりします。指摘するとき、どうしてるかと聞き出すことが
 できればいいですね。

 ここでも筆者が「どうでしたか?」と尋ねると「こちらさんは
 お上手です」と答える場合がほとんどです。
 違いは沢山あるのですが、何をどういえば分からないのです。
 止むをえないことだとは思っています。
 つまり、見るには見る力が必要です。見る力がないと見ても
 見えないのです。
 
 自分がどうしてるかもはっきり分かってるわけではありません。
 自分の背中は見えませんので、相手を見る、自分を見てもらう
 という行為が重要です。
 
 見る、見てもらう、相手の意見聞くとという行為を大事にした
 いものです。教室では貴重な時間ですから、見るという行為は
 試験や年会前が多く、日常は師範について動くという時間が
 ほとんでですから、お仲間うちでこんな練習ができればなと
 思います。

 見る力をつけて試験や年会などではしっかり見て、どなた様
 にもある、おや!いいね!という場面を沢山ご自分のものに
 して欲しいと思います。