『剣を持つと言うこと』




 剣を持つというのはなぜか不思議な感じがします。
 もつだけで違和感のある方、ご婦人が多いのです。
 断然ご婦人に多いのですが、そんな方が剣を持つと
 剣を持つなんてとんでもないという感じになります。
 たとえ竹の剣でも、アルミ製折りたたみの剣でも、
 逆に剣を持つのが似合う方もいます。
 たとえ竹やアルミ製折りたたみ剣でも武器の雰囲気
 を感じさせる方がいます。まれにはご婦人にもい
 ます。
 不思議だなと思っています。なんなのでしょう?
 説明できません。
 似合わないから、するなと言ってるわけではあり
 ません。日常に武器など持ちませんから、脱日常感
 を味わえます。剣が似合わないご婦人の場合、これ
 までの生涯で初体験という事が多々あります。
 そして、2ヶ月、3ヶ月では何も変化がなく、1年
 経ち、2年経ち、オヤ!という動きを見る事ができ
 ます。
 このお方に剣なんてとても無理かなあ、と以前思っ
 た自分を恥じると同時に伝統の太極拳の素晴らしさ
 を再確認できます。
つまり、太極拳を信じて形から入り、しばらく練習
 すれば、なんとかなるものだと、これまでも何回か
 思わされました。